ハッカソン スモールビジネス向けAIマーケティングツール

アプリ

ハッカソン

期間

ハッカソン:2025年4月(1日 / 8時間)

ハッカソン:2025年4月(1日 / 8時間)

ハッカソン:2025年4月(1日 / 8時間)

個人ブラッシュアップ:2025年5月(約3週間)

個人ブラッシュアップ:2025年5月(約3週間)

個人ブラッシュアップ:2025年5月(約3週間)

チーム

4人

ツール

Figma

役割

UIUXデザイナー

プロジェクト概要

バンクーバーで開催された1日限りのハッカソン(UX & Design Hack 2025)の1日ハッカソンに参加。「デジタル時代における地域ビジネスの活性化」をテーマに、スモールビジネス向けAIマーケティングツールを考案・デザインしました。

※このプロジェクトは、1日のハッカソンで作成した初期プロトタイプを元に、個人で3週間かけてブラッシュアップしたものです。ハッカソンでは時間制約により簡易的なプロトタイプのみでしたが、その後ユーザーフロー・競合調査・ ワイヤーフレーム・モックアップを追加で作成し、完成度を高めました。

問題提起

スモールビジネスを経営するオーナーの与えられた課題は以下になります。

  • デジタルリテラシー格差:デジタルにあまり馴染みがない

  • 顧客エンゲージメント:顧客の獲得と維持に苦戦している

  • リソース制約:限られた予算により、高度なデジタル技術の導入が困難

これらを元にリサーチを進めていきました。

ゴール

課題解決のために、AIを活用しSNS投稿からキャンペーン全体まで「自動マーケティングツール ”ONE SHOT"」を考案しました。主な機能としては、

  • AIによる投稿画像生成

  • AIによるキャプション生成

  • ハッシュタグ提案

  • 投稿スケジュール提案

これにより、スモールビジネスのマーケティングプロセスの効率化を支援します。

デザインプロセス

このプロジェクトは2つのフェーズで構成されています。

フェーズ1

ハッカソン

チーム4名で、8時間かけてアイデア発想・コンセプト設計を行いました。

フェーズ2

個人でのブラッシュアップ

ハッカソンで得た学びを元に、 ユーザーフロー、競合分析を追加開発しました。

ハッカソンの様子

フェーズ1・ハッカソン

01

共感

ブレインストーミング

まずはどのような形でビジネスオーナーの課題を解決できるかについてそれぞれアイデアを出し合いました。

02

定義

How might we...?(どうしたら〜できるだろうか?)

次はHMWを用いることで課題をただ指摘するのではなく「どうすれば解決できるか?」というポジティブな問いかけに変換し、アイデアを生み出すきっかけにしました。

03

デザイン

自動マーケティングツール ”ONE SHOT"

簡単な入力だけでAIが自動でSNS投稿の画像・コンテンツ・タグ・投稿時間などを支援してくれる最小限の負担で日常業務を効率化するツール”ONE SHOT"の制作を行いました。

フェーズ2・個人でのブラッシュアップ

ハッカソンでは時間制約により十分に作り込めなかった部分を改善するため、個人で3週間かけてブラッシュアップしました。

01

競合調査

主要マーケティングプラットフォーム(HubSpot, Hootsuite , Mailchamp, sprout social)を調査し、各社の製品、強み、弱み、使いやすさを評価しました。

02

ペルソナ

街の小さなコーヒーショップを営むオーナーのペルソナを作成。

  • デジタルツールを使いこなせない

  • SNSマーケティングに時間を割けない

といったペインポイントを特定しました。

03

ユーザーフロー

初期のユーザーフローを確認した結果、生成されたコンテンツを編集し、スケジュール設定や投稿を行うためのステップが欠落していることを特定しました。
そのため、よりスムーズで柔軟な投稿体験を確保するため、このセクション(赤で強調表示)を追加しました。これは、AI生成コンテンツを利用する際に中小企業ユーザーが求める制御性と明確性にも合致しています。

デザイン

進捗バーによるナビゲーションの改善

複数ステップにわたる投稿プロセス全体でユーザーが現在地を把握できるよう、各画面上部に進捗バーを導入しました。この視覚的なきっかけにより特に技術に詳しくないビジネスオーナーが現在地と次の手順を理解しやすくなり、全体的な操作とフローへの信頼が向上しました。

デザインスタイル

ハッカソンで作成したプロトタイプではピンクを基調としていましたが、ハッカソン後の再設計では青を基調とした配色に変更しました。
青を主要なブランドカラーに選定したのは、より強いプロ意識、信頼性、信頼感を伝えるためです。これにより、信頼できるツールを求めるビジネスオーナーのニーズにより適切に対応できるようになりました。

© 2024-2025 Maiko Shirakawa. All Rights Reserved.
© 2024-2025 Maiko Shirakawa. All Rights Reserved.
© 2024-2025 Maiko Shirakawa. All Rights Reserved.